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防府ロータリー50周年記念チャリティー事業
(ベトナム ダイオキシンセンター訪問) (盲学校訪問)
創立50周年記念事業の締めくくりとして、ダイオキシンセンター(ベトナム タイニン市)と盲学校(同市)を訪問して、チャリティ募金を渡してきました。
チャリティ募金は3月11日の記念事業「防府を謳う」、4月8日の「ゴルフ大会」、5月13日の「記念式典、懇親会」でチャリティー募金BOXを設置して集めたものです。
ベトナムからは米山奨学生としてボー・トラン・ザン・サン君を防府ロータリークラブで受け入れております。例会でボー君が語ったダイオキシン被害の実情は3世代に渡って人々を苦しめる私達の想像をはるかに超えたものです。
少しでもお役にたてればと思います。
<帰朝報告 中谷 泰 君>
6月21日ボー君を含め 大村会長、家本団長以下10名が参加。ダイオキシンセンターを訪問。当日は朝から雨。東南アジア特有のスコールではなく、日本の梅雨の時期のようなしとしとと降り続く雨だった。ホーチミンから西へ100キロ バスで2時間30分 最初の訪問先タイニン市「国立ダイオキシンセンター」へ到着。そこにはくりくりに目を輝かせた子ども達が私達の到着を待ち構えていた。
しかし、どの子どもも体にダイオキシンの被害と見られる症状を持ち、五体満足な私から見るととても不憫に思えた。チャリティー募金の贈呈式を終え、プレゼントに持っていったパズルを組み立てた。初めて見るパズルに目を輝かせ、その完成写真「鹿苑寺 金閣」を眺めながら、思うように動かない手を使って一生懸命パズルを組み立てる子ども達を見ていて「どうして何の罪もないこの子達がこのような目にあわなければいけないのかと」参加者全員が思ったはず。直接ダイオキシンの被害を受けた人よりも、その子ども、孫まで症状が出て尚さら症状も重くなるそうだ。
その後もう一箇所の訪問先「盲学校」へ訪問。こちらも同じくダイオキシンの影響で視力が極端に落ちている子ども達が通っている施設で、かすかに見える視力で職業に活かせる訓練を受けている。
歌と演奏で私達を迎えてくれた。こちらも何か演奏しろという大村会長の強引な指示を受け、ハーモニカで「チューリップ」を演奏。多分この歌は聞くのは初めてであったろうと思うが、単純な音階なのか 即興で伴奏をつけてくれた。
日本から持参した木琴、ピアニカ、ハーモニカ、カスタネット、縦笛、鈴などを子ども達にプレゼント。印象的だったのは、帰り際、子ども達がかすかな目で見えた私達の腕を引っ張って「手をつないでくれと」いうしぐさをした事。チャリティーのお金や楽器よりもこの子たちには私達が訪問してあげる事が一番のプレゼントになるのだと思った。カスタネットを指につけてあげ叩き方を教えてあげると、満面の笑みを浮かべてそれを叩いていた。
今日出会った子ども達の名前も知らないし もちろん普段の生活も何も分からないけれど 心豊に生きるあの子達の笑顔は忘れない。防府ロータリークラブ50年の歴史の中で、海外へボランティア訪問したのは、初めてだと聞いたが、今後も続くと良いと思った。
日本での何不自由ない生活を送っている私達、子供たち アジアのブラザーとして私達の果たす役割は大きいと思った。帰国後何かしなければと思った。何ができるだろうか。京都議定書で日本が約束したCO2排出量6%削減。実情は8%の増加だそうだ。さっそく我が家は冷房28度以上を目標にした。先進国の贅沢の付けが途上国に出る。みな同じ地球市民なのに・・・。
今回参加できて本当に良かったと思う。
「何もかもは出来なくても 何かは出来る。」
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