HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.0537 2006年4月18日

プログラム
ロータリー雑誌月間
プログラム
 点 鐘
 ソング「それでこそロータリー」
 会長挨拶
 ビジターご紹介
 クラブニュース
 各委員会報告
 ロータリー情報
 クラブフォーラム
 「ロータリー雑誌月間にちなんで」
 点鐘

次週例会
◎ 次週例会 4月25日(火)
    会員スピーチ
井 藤 憲 彰 君

先週の例会
先週の例会4月9日(日)
◎ビジターご芳名
 三浦克巳君(周南西RC)
 伊藤信夫君 中務義次君 松尾昭夫君
            (山口県央RC)
 礒野晶則君 長沼志磨子君(防府南RC)
 河辺智之君(防府北RC)

◎出席委員会報告
 会員数60名 出席者49名 出席率81.87%
――― 欠席者―――
 阿部君 深野君 藤元君 原(俊)君
 池永君 今村君 喜多村君 村重君
 道重君 鈴木君 友景君
 
――― 事前メーキャップ―――
 田中(信)君 羽嶋君 中原君
   ………(4/1 ガバナー杯野球大会)
 藤津君 飛田君 田中(文)君
 澤田(健)君…………(4/3 防府北RC)
 柳君 土井君 原(晴)君 竹田君
 水津君 神徳君 平山君 近藤君 
 松原君…………(4/6 防府南RC)

――― 4月4日修正出席率―――91.67%

◎スマイルボックスご報告
     (親睦活動委員会) 

 なし


クラブニュース
◎4月8日(土)広島にて第4回ガバナー補佐 会議が行なわれ,廣政次年度ガバナー補佐 と林会長が出席されました。
◎4月17日付けで益田清貴君が退会されまし た。
◎米山梅吉記念館への支援金5,900円(100  円/1人)を送金致しました。
◎2006〜2007年度地区協議会のご案内が参 りました。
   日時 2006年5月13日(土) 
            12:00 受付
   場所 ホテルグランヴィア広島
◎本日例会終了後、次年会仮理事会が開催 されます。

他クラブニュース
◎例会変更通知
   防府北RC 4月24日(月)
       定款第5条第1節により休会

寄稿文
   森づくり交流会に参加
     
            西 本 真 一
 
 3/11(土)徳地の森で行なわれた「森づくり交流会」に、支店全員で参加してきた。これは、当社(住友信託銀行)が経営の主軸として位置付け、全社的に取り組んでいるCSR(CorporateSosialResponsibility:企業の社会的責任)活動として、支店単位で取り組んでいる「地元に密着した社会貢献活動」の一環である。
 当日は、朝早くから国立山口徳地少年自然の森に集合し、花粉が飛び散る中、大半のものがヘルメットの下に花粉対策マスクをし、片手にノコギリを持って杉の林で間伐・枝打ちの作業を行った。
・枝打ち……節がなく、形質の整った良材 を生産するために、下枝を切り落とす作 業。
・間伐……生育途上の森林において、混み 合ってきた林の木々の一部を取り除く作 業のこと。
 間伐しないと、過密でひ弱な森林になる とともに、風や雪で被害を受けやすく、 林内が暗く草木が育たないため、土壌が 流出しやすくなる。
 (山口県は県土の71%が森林。そして国 が管理する国有林はわずか3%で、民有林(私有林、市町村有林、県有林等)が97% を占め、民有林のうち81%が私有林とな っている。そして私有林の中でスギ・ヒ ノキを中心とした人工林のうち、10年以 上の長期にわたり放置され、手入の行き 届かない森林が5割以上を占めており、森 林の機能を回復させるために適切な間
 伐などの実施が重要課題となっている)
 間伐するスタッフに選んでもらい、倒す 方向を考えながら、まず切込を幹の1/3く らいまで入れる。その後、切込より少し 上の位置で、反対側から水平に切ってい くが、長年のこぎりなど持ったことがな く、かなり力を入れる割には上手く進まない。何本か切るうち、「のこは引くときに力を入れればいい」というコツが分かってからはスピードは速くなった。最初は鬱蒼としていた森も、何本か木が倒れていくにつれて、太陽の光が差し込んできて明るくなって行った。そうすると、下層植生が生えてきて、地表も守られるとともに、生物多様性豊かな森林となる。
切った木の幹を見ると、間伐された木は、年輪が均等ではなく外のほうの幅が極端に狭くなっている。
成長していないのだ。間伐を行うことで、生き残って成長していく木は、年輪幅が均等な良材となるのである。
 汗をたっぷりかいてお昼の休憩。地元の人が用意してくれた「ぼたん鍋」やとれたての「焼き椎茸」を食べたが味は絶品であった。午後からは、椎茸栽培。
原木(クヌギ)に電気ドリルで穴をあけ、しいたけ菌(種駒)をさしこみ、木槌で叩いて埋め込む。しいたけ菌は、生木に繁殖しにくい菌なので、木の幹の水分が抜けている原木でないとダメらしい。植菌した原木を寮に持って帰ったが、来年の秋に椎茸が生
えてくることを期待して大事に育ててもらい、上手くいけばみんなでバーベキューでもしようと約束した。楽しみである。
森は地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収・貯蔵をしてくれる。しかし、農山村の過疎化・高齢化等により、手入れ不足の森林が増え、森林の持つ機能の低下が危惧されている。深刻な問題だ。今回は意外と知られていない森林の大切さや森作りの必要性をよく理解でき、貴重な体験をした。筋肉痛になったが気持ちのいい一日だった。




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