HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.0910 2009年9月15日

プログラム
新世代のための月間
点鐘
ソング「それでこそロータリー」
会長挨拶
ビジターご紹介
ポール・ハリス・フェロー
   認証状及びバッチ授与式
  松原博幸君 鈴木宏明君 
   池永光男君 羽嶋秀一君 
クラブニュース
各委員会報告
ロータリー情報
新世代奉仕プログラム    「靖国神社DVD」
点鐘

次週例会
◎次週例会 9月22日(火)
  祝日休会
◎次々週例会 9月29日(火)
休会(定款第6条第1節により)
◎2009年10月6日(火)の例会
職場訪問例会
  於:毛利邸 12:30〜

先週の例会
先週の例会9月8日(火)
◎ビジターご芳名
 池内克彦君(防府南RC)
 山本忠義君(広島RC)

◎出席委員会報告
 会員数 60名(内・免除会員2名) 
 出席者 53名  出席率 91.38%
――― 欠席者―――
 羽嶋君 入江君 田中(信)君 阿部君  大村君
――― 事前メーキャップ―――
 岩城君…… (8/31 徳山セントラルRC)
 澤田(光)君 澤田(健)君 喜多村君
    …………………(8/31 防府北RC)

―― 9月1日修正出席率―― 94.83%
―― 8月25日最終修正出席率―― 96.55%
 世良君……………………(9/3 防府南RC)

◎スマイルボックスご報告
      (親睦活動委員会)  

・原田 勉君
  前回、誕生祝いありがとうございまし た。

・原 俊雄君・桝野正明君・櫻井宏明君
・藤本晃二君・森重勝文君・加藤 稔君
・中谷 泰君・家本哲夫君・藤田宣久君
・河村 志君・片岡謙一君・竹田健児君
・尾 陽一君・友景昭隆君・今井 進君
・尾田作次君・岡本眞次郎君・村重浩三君
・北川益雄君・杉山知行君
  原田支店長、本日のスピーチ大変楽し みにしております。親睦委員会のホープ として、新入会員第一号として頑張って 下さい。


クラブニュース
◎国際ロータリー日本事務局よりポール・ ハリス・フェローのメダルについてのお 知らせが参りました。
 内容:2009〜10年度よりメダルは有料   ($15)になりましたので購入を希望され る方は別途申し込みとなります。
◎(財)米山梅吉記念館より米山100円募金の 協力に対してのお礼状が参りました。
◎9月14日(月)、RCC9月度例会にて渋谷会長 が卓話をされました。
◎本日例会終了後、9月度理事会を開催いた しす。
 本日のランチは、奉仕プロジェクトの
       ための特別献立です。
ます。

他クラブニュース
◎例会変更通知
  山口RC  9月16日(水)観月例会に変更
  防府南RC 9月24日(木)夜間例会に変更

寄稿文
 「リスペクトの精神」を取り戻せ!
    
           中 谷  泰
 
 もはや戦後ではない。私たちが過ごした高度経済成長の時代は、真面目に勉強し、仕事をしていれば当たり前に生きていけた時代で、この図式が変わることなど無いと信じていました。
 
 東西の冷戦が終焉し、日本では「失われた10年」という時代を過ごし、さらに、世界的金融不安、失業問題などさまざまな問題を抱えています。
 
 今の時代を活きる若者は、私たちとはまったく違う大きな将来不安を抱えた中で勉強し、生活しています。それをすべて政治・経済の問題と片付けてしまいがちですが、そうでしょうか?
 その問題の一遍を考えて見たいと思います。

 もともと日本の先輩方は、何かに敬意を感じ、憧れ、自分自身をそこに重ね合わせていくという心の習慣が身についていました。なぜ、これだけ日本人が変わったのか、その真実を若者は一生懸命求めようとしています。冷戦終結以後、米、露からさまざまな機密文書が公開されてきました。そのひとつにGHQによる占領政策が挙げられます。「日本人の骨抜き政策」で、特に米
が目を付けたのが歴史教育です。江戸、明治、時には古代までをも全否定する奇妙な歴史観が戦後からサンフランシスコ講和条約までの7年の間に徹底的に行われました。太平洋戦争の期間が3年7ヶ月ですから戦後の占領政策がいかに永く日本に影響を与えたかが解ります。日本人から「歴史観」「アイデンティティー」を完全に奪ってしまうというものでした。
  
 世界の各国では教育の中に「歴史」という科目がありますが、日本では「社会科」の中に組み込まれてしまいました。その不思議を若者が訴えます。「それだけ目に見える占領政策に何故立ち向かわなかったのか」と。しかし、占領下においては米の政策は大きな威嚇であり脅威であったと思いますし、逆らうことなど家族を養い生きていくためには出来ない状況にあったと思います。また、それとは逆に米は敗戦の「虚
脱状態」の日本国民に対して紳士的で優しく接してくれていました。占領へ向かうGIに対し徹底的な教育を施していたことも明らかになっています。
 
 今は違います。事実を踏まえ、歴史を自分たちの目で再評価、再認識していかないといけないと思います。
 
 本日の例会では、戦後、日本人が「忘れたものと、忘れさせられたもの」を若者の目線で考えたいと思います。
 
 今、靖国神社を訪れる若者が非常に増えています。この若者たちは、「人為的な呪縛」から自ら自信を持って開放し、しっかり生きるために、学校で習う社会科授業の歴史ではなく、自力で日本人らしい「誇り」や「感謝」を見つけ出そうとしている若者達です。


 新世代奉仕部門では、その題材として「私たちは忘れない」という戦争ドキュメント映画を採用しました。実際は50分のビデオですが、30分に短縮編集しております。

 太平洋戦争には4つの見方がされて来ました。
@「悲惨な戦争」 200万人を超える戦死者 を出し、原爆・空襲被害など結果について の評価。
A「侵略戦争」 戦後、全ては「悪しき戦 争」のせいにすることが占領下では当た り前という風潮があった。
B「愚かな戦争」開戦までの三国同盟加入 など愚考の選択の連続による反省。
C「栄光の戦争」同士愛、思いやり、一致 団結日本人らしさが輝いた時。「アジア 諸国開放の戦い」
 すべて正しい評価なのかもしれませんが
 @〜Bは生きていくうえで色々な場面に当てはめ反省する事柄でありますが日本人の心の礎になるものではありません。しかし占領下政策で日本人らしさを奪うためCは長い間隠されてきまし
た。口にすることが出来ない事柄でした。

 「戦後の嘘」を打ち捨てるときが来ています。

 今、日本の歴史を正しく評価したいと考える
 若者が増えてきたことは事実ですし、アメリカ型の価値観に憧れ、日本らしいアイデンティティーを自らが忘れ「全体主義から個人主義へ」「義務と責任から権利と自由の社会へ」突き進んだ
事への反省もあると思います。
  かつての日本。リスペクトの精神と  は、
  「親・恩師への感謝」
  「日本人としての誇り」
  「人のお役に立つ為の学びへの憧れ」
 を学びたいと考えている若者たちです。

 全ての問題が戦争や占領政策によるものでは無いと思いますが、新世代奉仕部門では、RCが今後も未来を担う若者達と共生し続けるうえで、若者が求める「日本人らしさ」「この国のかたち」を共に考え勉強してゆきたいと思います。




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