HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.1137 2012年4月10日

プログラム
雑誌月間
点鐘
ソング「我等の生業」
会長挨拶
ゲスト及びビジターご紹介
ご挨拶
  G3ガバナー補佐 貞國 燿 様
  ガバナー補佐幹事
         波多野 義憲 様
クラブニュース
各委員会報告
  創立55周年記念講演準備例会
点鐘

次週例会
◎ 次週例会 4月17日(火)
   休会
◎ 次々週例会 4月24日(火)
   会員スピーチ
   阿 部 孝 昭 君

先週の例会

先週の例会4月3日(火)

◎ビジターご芳名
 なし
◎出席委員会報告
 会員数59名 出席者51名 出席率86.44%
――― 欠席者 ―――
 尾?君 木野君 友景君 林君
 兵頭君 松永君 桝野君 山根君
――― 事前メーキャップ ―――
 東君 柳君 井藤君
    …(3/24 RI第2710地区IM)
―― 3月27日修正出席率 ――86.44%
 
―― 3月20日最終修正出席率 ――休会 

◎スマイルボックスご報告
   (親睦活動委員会)
・水津信之君
  福田百合子先生、今年も桜の開花とと もに防府ロータリークラブにお越し頂  き、ありがとうございます。「桜の花あ れこれ」のお話楽しみにしています。

・加藤 稔君・鈴木宏明君
・澤田健規君・中司達美君
  福田百合子様ようこそいらっしゃいま した。本日はよろしくお願い致します。


クラブニュース
◎4月10日(火)、55周年記念委員会が11:30 よりアパホテル3Fにて開催されました。
◎ 国際ロータリー第2710地区より
 2012学年度米山記念奨学生オリエンテー ションの案内が参りました。
  開催日時  2012年4月22日(日)
  場  所 アークホテル広島
◎国連合唱団広島公演サポート実行委員会 より地区内ロータリークラブに対し、
 「国連合唱団 広島・長崎・沖縄 平和と  慰霊のコンサート」観客動員の依頼が ありました。
◎ RCCの平井さんより、あすなろの森植え
 の時の写真が届いています。

他クラブニュース
◎例会変更通知
  防府北RC 4月16日(月)は、
        職場訪問例会に変更
  防府南RC 4月19日(木)は、
        職場訪問例会に変更

寄稿文
   超親日国トルコ共和国
          
           中 谷  泰
 
 1980年に勃発した「イラン・イラク戦争(イライラ戦争)」で、85年3月17日にサダム・フセイン大統領がイラン上空を飛ぶ航空機を48時間後に無差別に攻撃すると宣言。イランに住む日本人を脱出させようと、日本政府・日本航空は救援機派遣の準備を進めていたが、救援機搭乗に名乗り出るものも少なく、反会社側労働組合の反対もあり、日本からの救援機は飛ばず、イラ
ンの日本大使館も手を尽くしたものの、いずれも自国のことで手一杯。日本人の脱出方法は見つからなかった。(余談ですが、この時、唯一操縦に名乗り出た乗員が、5ヵ月後に日航ジャンボ機墜落事故で殉職した航空自衛隊出身の高濱雅巳機長だった)しかし、この呼びかけにトルコ政府が応じてくれて、トルコ航空が215名の日本人を期限ギリギリに脱出させてくれた。
 しかも、自国民よりも日本人を優先して救出したことで、約500人のトルコ人は救援機に乗れず陸路でイランを脱出したという。救出された日本人のほとんどは、なぜトルコ国民が日本人救出に対して力を貸してくれたのかわからなかった。
 そこには、1890年に起きた海難事故をめぐっての日本トルコ両国の暖かい交流があった。
 トルコ(オスマン帝国)から親善訪問していたエルトゥールル号が帰途、和歌山沖で台風に遭遇、機関部が浸水し水蒸気爆発を起こし沈没した。
 遭難者の救助に際し日本から受けた恩義に報いてくれたのである。住民たちは、総出で救助と生存者の介抱に当たった。この時、台風により出漁できず食料の蓄えもわずかだったにもかかわらず、住民は、浴衣などの衣類、卵やサツマイモ、それに非常用のニワトリすら供出するなど、献身的に生存者たちの回復に努めた。その後生存者は、日本海軍の「比叡」「金剛」2隻により、翌年オスマン帝国の首都イスタンブー
ルに送り届けられた。
 また、1995年の阪神淡路大震災でもいち早く救援物資を届けてくれたのもトルコであります。
 トルコの全国民は、このエルトゥールル号遭難事故と大島島民の献身的な救護のエピソードを歴史教科書で学んで親日感を育んでいるが、日本ではほとんど知られていないのが現状です。 またイラン・イラク戦争でのトルコ航空の救出を歴史で教えることもない。日本の歴史教育は祖先への感謝も薄く、試験の題材としかない。 先人達の複雑な選択の連続だった近代史にも、もう少し時間を使ってもらいたいと思う。学校で国家を歌わないなど、他国からした
ら驚きの事実だと思う。義理、人情、浪花節は日本人よりトルコ人のほうが持っているのかもしれない。
 国際化という名のアメリカ化に踊らされてきた日本人は、誇るべき「国柄」を忘れてきた。
 今、日本に必要なものは論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神だと思う。




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