HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.1432 2015年3月10日

プログラム
識字率向上月間
点鐘
ソング「我等の生業」
四つのテスト
会長挨拶
ゲスト及びビジター紹介
クラブニュース
各委員会報告
RYLA参加者報告会
      海老原 みなみ 様
      笠 原 直 樹 君
点鐘

次週例会
◎ 次週例会 3 月17 日(火)
  ゲストスピーチ
    「揖取素彦・美和子夫妻と防府」
      窪 田 耕 二 様 

先週の例会
先週の例会3月3日(火)

◎ビジターご芳名
 なし

◎出席委員会報告
 会員数 55名 (内、休会3名)
 出席者 37名 出席率 71.15%
――― 欠席者 ―――
 家本君 井藤君 入江君 尾􀀀君 加藤君 
 林君 永井君 弘中君 藤本君 藤田君
 松永君 松原君 山根(節)君 柳君 齋藤君

――― 事前メーキャップ ―――
 中司君…………………………(2/18 山口RC)

―― 2月24日修正出席率 ――86.54%
 家本君 入江君 松原君
     ………………(2/26 防府南RC)

―― 2月17日最終修正出席率 ――90.38%
 久保君………………………(2/26 防府南RC)


◎スマイルボックスご報告(親睦活動委員会)

・水津信之君・片岡謙一君
  山根博明さん、本日はスピーチをお願いし
 ます。防府のよいところと併せて山口銀行
 の良いところもお願いします。

・脇 正典君
  昨日は70 歳の誕生日でした。古稀です。
  4 人の子どもがお祝いを送ってくれました。
  全員お酒でした。

・田中信治君・澤田健規君・中谷 泰君
・西村健治君・潮 貞男君・三田浩士君
・佐々木伸治君・佐々木崇君・古閑謙士君
・笠原直樹君
  山根さん、スピーチを楽しみにしています。
 防府の美しさを再確認したいと思います。


クラブニュース
アクセスしよう
   ロータリークラブ・セントラル
     「 h t t p : w w w . r o t a r y . o r g / j a」

◎3月7日〜8日、呉阪急ホテルにて開催された
 2014〜15年度ロータリー青少年指導者育成プ
 ログラム(RYLA)に 青少年奉仕委員会の笠原君
 と防府通運(株)より海老原みなみさんが参加
 されました。

他クラブニュース
◎例会変更通知
  防府南RC 3月19日(木)は、職場訪問例会
        (MCエフディーフーズ)に変更

寄稿文
    銀行の貸出金利は
       どうやって決まるの?
       
             笠 原 直 樹
 
 銀行の貸出金利の一般的な考え方を、企業向
け貸出を例にして簡単にご説明したいと思います。
 銀行の貸出金利は大きく分けて4つの要因が積
み重なっています。

@調達コスト
 これは銀行が貸し出す資金を調達する金利の
ことで、最も大きな調達源はお客さまからの預
金で、日本銀行や市場から調達することもでき
ます。
 一般企業で言えば、仕入れにあたります。

A経費コスト
 これはいわゆる経費率のことで、人件費・店
舗などの物件費・システム費などが銀行の代表
的なコストです。

B信用コスト
 貸出先企業の倒産確率を想定し、それをコス
トと考えます。
 例えば、向こう1年間の倒産確率が0.5%の企
業1,000社に100万円ずつ(計10億円)ご融資をした
として、想定通りに1年後に1,000社の内5社(0.5%)が倒産したとすると、500万円が貸倒れ損失にな
ります。
 ですから、その1,000社から100万円×0.5%=
5,000円ずついただいておけば貸倒れの500万円
を賄える計算です。

C収益
 銀行も営利企業ですから、上記@〜Bのコス
トにいくらか儲けを上乗せしたいと考えます。
 具体的な例で考えてみますと、@調達コスト
が0.2%で、A経費率が0.7%の銀行が、B倒産確
率0.6%の企業にご融資して、C0.3%の収益を上
げようと考えた場合、@0.2%+A0.7%+B0.6%+C0.3%=1.8%が貸出金利の理論値になります。
 しかし、物の値段と同じように、貸出金利も
需要の強さや企業間競争で決まります。
 
 景気が悪く企業の借入ニーズが低い時には理
論値を下回る金利提示も必要になりますし、銀
行同士の競争が激しければ、Cの収益部分が確
保できないばかりか、@〜Bのコスト部分も割
り込んだ赤字金利をご提示することもあり得ます。
 
 業界用語ではこれを「腹切りレート」と言っ
たりもします。
 
 以上は本当に大雑把な説明で、実際にはさら
に複雑な要因が絡まっていると思ってください。
 
 おっと、今日も「切腹もの」の融資案件が……。

                   以上




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