HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.1635 2017年4月2日

プログラム
母子の健康月間
花見家族例会
於:防府天満宮 大専坊

会長挨拶
各委員会報告
親睦活動委員会

次週例会
◎ 次週例会 4 月11 日(火)
  会員スピーチ
   「ガン予防について」
     G3 ガン予防推進委員会
       担当委員 神徳眞也君
       防府南RC  山本一成君

先週の例会
先週の例会3月28日(火)
◎ビジターご芳名
 なし
◎出席委員会報告
 会員数 58名 (内、出席免除1名)
 出席者 53名 出席率 92.98%
――― 欠席者 ―――
 鈴木君 藤本君 弘中君 山下君
―― 事前メーキャップ ―――
 岩城君……………(3/20 徳山セントラルRC)
 松永君……………………(3/22 山口RC)
 池永君 村重君 世良君 加藤君
       ………………(3/23 防府南RC)
 久保君 伊藤君 齋藤君 林君 桝野君
      ……(3/25 ガバナー杯野球大会)
―― 3月18日修正出席率 ―― 90.74%
 西村君 松永君……………(3/17 山口南RC)
 古閑君 中野君 守田君
       ………………(3/23 防府南RC)
―― 3月14日最終修正出席率 ―― 100%
 藤本君 弘中君……………(3/23 防府南RC)

◎スマイルボックスご報告(親睦活動委員会)
・田中信治君・橋本康弘君
  守田さん、ご入会おめでとうございます。
  4 月30 日のズームズームスタジアム
 で雄姿が見れることを楽しみにしており
 ます。
・中村明人君
  今日は防府市日韓親善協会の会員募集のお
 願いをさせていただきます。何卒よろしく
 お願い致します。
・東 佳範君
  25 日に防府天満宮で挙式いたしま
 した。鈴木宮司様お世話になりました。
 本日はPETS 報告です。宜しくお願いいた
 します。
・西村健治君
  母の逝去におきまして、防府RC よりご
 厚情を賜りました。厚く御礼を申し上げ
 ます。
・原田耕一君
  ガバナー杯野球大会で脳震とうの負傷を
 負って、皆さんにご心配をおかけしました。
 思ったように体が動かないものです。4/30
 のズームズームでの決勝にも懲りずに参加
 します!  続きまして、
  私の母校の福岡大大濠高校が甲子園で奮闘
 してくれています。まさに今、滋賀学園と
 延長再試合の試合中です。防府よりスマイ
 ルで応援エールを送りたいと思います。
・清水 勝君
  ガバナー杯野球大会で初戦の第一打席で肉
 離れをおこし文字通り皆さんの足をひっぱ
 ってしまいました。戦力にはなりませんが、
 稀勢の里を見習って、私も懲りずに広島に
 行かせていただきます。


クラブニュース
アクセスしよう
   ロータリークラブ・セントラル
      「h t t p : w w w . r o t a r y . o r g / j a」
なし

他クラブニュース
◎例会変更通知
  防府南RC 4月6日(木)は、親睦花見例会
        (於:浜)に変更
  防府北RC 4月17日(月)は、親睦花見例会
       (於:月鳴亭たかはし)に変更

寄稿文
   どんな状況でも
     ユーモアを忘れない。
         
            三 浦 豪 太
 
 小さなころの僕にとって、父・三浦雄一郎は「色黒で腕が太くて、よく遊んでくれるおじちゃん」という印象でした。登山家の父は七大陸最高峰からスキーで滑降したり、南極や北極へ冒険に
出かけたりと、近くにいないことが多かったの
です。そのかわり、日本にいるときはよく一緒
に遊んでくれました。
 あるとき「トンビの巣を取りに行こう」と誘
われ、父と一緒に江ノ島へ出かけたことがあり
ます。近所の太郎君と僕をロープでつなぎ、高
さ20メートルはあろうかという崖から下へ父が
スルスルと下ろしていくのです。足元がすくむ
ような高さで2人はグルグルからまってしまい、
結局巣は取れずじまい。怖くてたまらなくおも
しろい体験でした。
 僕が11歳のとき、家族でキリマンジャロへ出
かけたことがあります。「山頂で象やヒョウの
足あとを見つけた人がいる。ソロモン大王の伝
説の指輪もあるらしい。それを見つけたら、お
前は世界で一番有名な小学生になるぞ」なんて
言うわけです。
 ですが、5,895メートルのキリマンジャロは普通の山ではありません。気温はマイナス20度、空
気は地上の半分です。途中、「騙された。こんな
ところに象もヒョウもいるわけがない」と泣いて
いると、山頂近くで突然背中が暖かくなりました。
 振り返ると全天が紫色に染まり、その直後に
地平線から御来光がバーンと出現したのです。
はるか彼方まで見渡せる美しい地平線を前に僕
は言葉を失いました。
「休みながらでも、一歩一歩、歩み続けていれ
ば必ず目的地に着く」
 苦しい中で、父がくれたこの言葉の意味を実
感した瞬間でした。
 父はとにかくプラス思考、どんな厳しい状況
でも決してユーモアを忘れません。2003年に70
歳の父と一緒に臨んだエベレスト登頂では、途
中で天候が悪化し、風速130キロものジェットス
トリームが五日間も吹き続けました。
 ようやくたどり着いた標高7,300メートルのキ
ャンプで、父が珍しくため息をついています。
心配して声をかけると「今ワシはキジ撃ち(トイレ)
に行こうか悩んでおる」と言うのです。そして、
ほうほうのていでトイレから帰ってくるや否や、
「豪太、死ぬかと思った。お尻が凍るかと思った。
これがホントの冷ケツ動物だ」と言うではあり
ませんか。
 過酷な環境でリーダーが悲観的になったり、
諦めてしまったら、隊全体の士気が下がって登
頂は失敗します。大変なときこそ、明るく冗談
を忘れない。父の背中から、リーダーのあるべ
き姿を学んだ思いがしました。今後も夢を追い
続ける父を支えながら、研究者としても新たな
医学的発見を目指して、僕にしかできない冒険
を続けたいと思います。
     (みうら ごうた=プロスキーヤー、
    博士(医学)・潮「父を語る」28年7月号)




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