HOFU ROTARY CLUB WEEKLY

 防府ロータリークラブ週報
NO.2109 2021年10月4日

プログラム
経済と地域社会の発展月間
米山月間
点鐘
中華人民共和国 国歌
国歌「君が代」斉唱
ソング「奉仕の理想」
四つのテスト
会長挨拶
ゲスト及びビジター紹介
新会員入会式
      中 村 行 裕 君
誕生祝い
ソング「ハッピーバースデイ」
クラブニュース
各委員会報告
米山月間に因んで@
 米山奨学生スピーチ
   「 甘   泉 」
    甘   泉 君
点鐘

次週例会
◎ 次週例会 10月11日(月)
  米山月間に因んでA
    「米山奨学生制度を知ろう」
        澤 田 健 規 君

先週の例会
先週の例会9月30日(木)
◎ビジターご芳名
 竹下 徹君 (山口南RC)
 宮本雄次君 秋山泰三君 (防府南RC)
 鬼武洋七君 (防府北RC)
◎出席委員会報告
 会員数 56名 (出席免除3名)
 出席者 43名 出席率 81.13%
――― 欠席者 ―――
 石田君 伊藤(麻)さん 上田君 梅本君
 古閑君 土井君 林君 桝野君 村重君
 守田君
――― 事前メーキャップ ―――
 なし
―― 9月20日 ―― 休会
―― 9月13日修正出席率 ―― 82.69% 
 古閑君…………………………(9/15 山口RC)
―― 9月6日最終修正出席率 ―― 86.54%

◎スマイルボックスご報告
(親睦活動委員会)
 なし


クラブニュース
「アクセスしよう
   ロータリークラブ・セントラル
      h t t p : w w w . r o t a r y . o r g / j a」

 ◎ 新会員ご紹介
氏 名 中村 行裕(なかむら ゆきひろ)君
生年月日 昭和49年12月6日
職  業 ?中電工 防府営業所 所長
住  所 防府市駅南町10−6
職業分類 電気工事
所  属 親睦活動委員会 
カウンセラー 松原博幸君


◎ お誕生日おめでとうございます。
 会 員 脇(幸)君( 14日) 金田君( 24日)
     西村(健)君(31日)
 ご夫人 久保夫人(16日) 
     桝野夫人( 21日)
     鈴木夫人(28日) 東夫人( 31日)

◎本日例会後、2階ローザの間にて第1回指名委員会を開催いたします。
◎ 9月27日、桑華苑にて国際奉仕委員会の炉辺会合が開催されました。
◎国際ロータリー第2740地区ガバナー塚崎 寛様より佐賀・長崎豪雨災害支援金のお礼状が届きました。
◎第27回保田杯親睦野球大会結果
    1回戦 防府RC 0 VS 光RC 9
  3位決定戦 防府RC 8 VS 岩国中央RC 7

他クラブニュース
◎例会変更通知
  防府南RC  10月21日(木)は、職場訪問
       例会 (於:くみあい運輸)
          に変更
  山口県央RC  10月26日(火)は、
         幸崎公園清掃に変更

寄稿文
    トビイロウンカに思う ?

           羽 嶋 秀 一  

 2020年秋、僅か体調4〜5?の小さな昆虫に、山口県内の多くの稲作農家がこれほどまでにダメージを受けるとは一体誰が想像できただろうか ?
 小さな昆虫「トビイロウンカ」は農家のあらゆる対抗措置をものともせず、我々が食す前に多くの米を枯らしてしまった。私も兼業農家のはしくれで、収穫期に無残な田んぼをあちらこちらで目にする度に胸が痛んだ。が、不思議なことにうちの田んぼはウンカに嫌われ、ウンカの被害を免れる結果となった。
 7年前、毎年田んぼを作っていた母がいきなり「私はもう田んぼは卒業、あとは任せた」と私ではなく妻に。その年、それまでと変わりなく収量もごく普通。ただし、この頃から周辺のご多分に漏れず、スクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)が急増し妻はタニシ拾いと卵を潰す作業に多くの時間を費やしていた。
 2年目、ジャンボタニシの被害が想像を越えて拡大。20年以上殺虫剤を散布していなかった田んぼにジャンボタニシの駆除剤を撒くことに抵抗を感じた妻は、成す術もなく食害されていく苗を植え直し続けるが、収穫量は例年の7割。しかしこの年、妻はある事を再発見し、我が家の農業の大転換の始まりとなる。
 稲作農家なら誰でもご存知のジャンボタニシは、稲の苗だけでなく雑草も食べつくすという単純な事がそのある事なのだが、農家にとって他のどんな作業より大変な除草作業をジャンボタニシに任せることで今まで使用をやめることのできなかった除草剤を中止し、無農薬栽培が可能と判断したのだ。
 そして迎えた3年目、田植えと同時にジャンボタニシは現れ、雑草が生えてくる前の稲の苗に食らいつき、1か月以上も植え直しを繰り返す日々を終えて収穫期を迎えたが、収穫量は例年の半分。しかし除草剤殺虫殺菌剤を全く使用せず自家消費以上に収穫できたことに妻は自信を持ったようだった。
 4年目、5年目もタニシと折り合いをつけながら妻の奮闘は続き、収穫量もなかなか増えないまま、しかし田んぼには最近見かけることが少なくなっていた、メダカ、ドジョウ、ゲンゴロウ、ミズカマキリなどが多くみられるようになったし、水回り(田んぼに水を入れる)で些細な変化や新たな発見をしていたようだったが、5年目の収穫後、妻はまた突飛なことを言い出した。
 6年目の2020年いつもの様に田植えが始まる。
田植え機に乗るのは私、例年であれば田植え機には1か月かけて作った苗箱と自動的に散布できる化成肥料を乗せて走るが、なんと今年は苗だけを植え肥料を撒かないのである。私が知っているほとんどの農家は化学肥料を使用することは当たり前で、使用せずに本当に苗が育つのかさえ危惧してしまう程である。これには流石の私も驚かされたが、妻は本気で何より稲作の主導権は妻にあり、イチ農作業員として従うのみであった。
 6月に田植え、すぐに梅雨入り、7月に梅雨が明けると周囲の田んぼは稲の株がみるみる張り、葉は青々と。一方うちの稲は細々と株が張り、葉の緑は薄く田んぼを見る誰もがやきもきしていた。
 ところがである。お盆を過ぎる頃になると周囲の田んぼとほとんど大差ない様相を呈してきたではないか。更に8月末、歴史的大被害の幕開けとなるトビイロウンカの被害がそれまでは大豊作が予想されていた近所の田んぼにまで次々と襲い掛かってきたのである。
 9月、理由は今でもわからないが、うちの田んぼに大きな被害は見られないまま収穫期を迎えることができたのである(ただし、収穫量はというと例年並みに少ない)。
 




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